HOME>ミラノサローネ へ行く方法
通称「ミラノサローネ」として知られている国際家具見本市は、
毎年4月、イタリアのミラノで開催されます。
この見本市は、正式名称を、
「サローネ・デル・モービレ・ミラノ Salone del Mobile.Milano」 といいます。
最新2017年のミラノサローネは、4月4日(火)~9日(日)の期間で行われ、
2000のメーカーやデザイナーが出展、世界165カ国から343,602人が見学に訪れました。
ミラノサローネは、1961年代から続いている長い歴史を持つ見本市ですが、
現在の開催地は「Fiera Rho Milano フィエラ・ロー・ミラノ」という見本市会場で、ミラノ郊外にあります。
「フィエラ Fiera」というのがイタリア語で見本市会場のことで、
ミラノに隣接する「ロー Rho」市にあります。
(正確には「ロー Rho」と「ペーロ Pero」"というふたつの市の境にあります)
フィエラ・ロー・ミラノは、2005年に完成したので、
それまでのフィエラと比較して、「新・フィエラ」と呼ばれることがあります。
設計は、ローマ出身の建築家マッシミリアーノ・フクサスによるものです。
フクサスは、現代イタリアを代表する国際的な建築家のひとりで、
彼の作品は日本にもあるので、日本でも知名度が高いと思います。
さて、ミラノは、ヨーロッパの国イタリアにあります。
家具やインテリア業界ではエキスパートでも、海外旅行に慣れていない人には、
ミラノサローネの見学は、ややハードルが高いと不安に感じられるかもしれません。
でも実はそんなに難しいことではなくて、誰でも実現することができます。
あたりまえのことのようですが、次の3つを順にクリアすればOKです。
海外初心者だけど「日本からのパッケージツアーには参加したくないな」という自由派の方、
あるいは「思い立ったら今すぐに実行したい!」という行動派の方に、ご参考いただけると思います。
まず、航空券から考えましょう。
航空券の場合は、とにかく先手必勝。迷っている間に、どんどん状況が変わるので、
みるみるうちに価格が上がってしまうことも。思い立ったが吉日です。
おすすめの航空会社は、やはりアリタリア航空。
2017年現在、日本とミラノの間を直行便でつないでいるのは、アリタリアのみです。
成田~ミラノ間の直行便フライトが、夏期は毎日、冬期は週5便飛んでいます。
ミラノには、空港がふたつありますので注意してください。
大きな国際空港がマルペンサ(MXP)、小さめの空港がリナーテ(LIN)です。
日本からの直行便は、郊外のマルペンサ国際空港に着きます。
国内線や欧州線はリナーテに着くことが多いので、経由便の場合はリナーテの確率が高いです。
次にホテル探しですが、まずフィエラ(見本市会場)の位置から確認してみましょう。
フィエラは、ミラノ北西部のやや郊外ですが、地下鉄(赤ラインM1)を使えば、
市内中心部から簡単にアクセスできます。
例えば、ドゥオモから赤ラインM1で、Rho-Fiera(ロー・フィエラ) 方面行きの地下鉄に乗り、
終点Rho-Fiera 駅下車します。所要時間約20分。
ミラノ市外に出ますので、切符は市外料金のものが必要となります。
乗車の際(使い始め)には、切符を有効化するために、刻印を忘れずに!
(片道 2.50€ -105分間有効 往復 5.00€ -片道あたり105分間有効 1日券 7.00€)
さて、フィエラ(見本市会場)の位置が確認できたところで、
ホテルの立地としては、サローネだけが目的ではないのなら、郊外のローよりも、
観光やショッピング等、ミラノ旅行を満喫できる市内中心部への滞在がいいと思います。
ホテル選びに迷ったら、
【ミラノお勧め7つのホテル】をぜひ参考になさってみてください。
やはり土地勘がないと、ホテルはどのあたりがいいかわからないもの。
「迷ったらここ!」という、ミラノの定番ホテルを紹介しています。
毎年、サローネの期間、ミラノのホテル料金は驚くほどに高騰します。
多忙な中、決断のギリギリまで迷っていると空きがなくなってしまうので、
日程が決まったら、とりあえずでも予約しておいたほうがいいと思います。
(ホテルのキャンセル条件には、注意してください)
最後に、サローネの入場チケットをどうするか、という問題が残ります。
これは日本語のサローネ公式サイトで詳しく紹介されていますので、
ご参照いただけると思います。
以上をクリアすれば、大丈夫です。
いずれも、ごくごく簡単なことばかりなので、
サローネに行こうか行くまいかで悩むことは、もう何もないと思います。
サローネの開催地は、ミラノだけど、イタリアなんだけど、
今の時代、行きたい人なら、誰でも行けるところです。
旅の初心者だからと、ためらう必要はありません。難しく考えないことです。
「なんだ、こんなに簡単なことだったんだ!」と思えるなら、実現できるでしょう。
なお、海外旅行になるので、パスポートを持つのは、大前提です!
出発までに必要な日数があれば、航空券やホテルの予約後にもパスポートは申請できます。
予約はすべて、パスポート記載のローマ字の氏名になるので、綴りには細心の注意を。
では、よい旅を。Buon Viaggio!
【空港~ホテル間の送迎サービス】
をあらかじめ手配しておくと、移動が快適で安心です。
【ミラノ発の現地ツアー】 を利用すると、市内観光も、他の街に足を伸ばして小旅行も可能です。
イタリア語ができなくても、【イタリア旅行会話本】 があると便利です。
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