HOME>ヴァチカン美術館を確実に見学&予約するために
ヴァチカン美術館とは、ローマ市内に含有された世界で最も小さな独立国、バチカン市国の領土内にある、
歴代ローマ法王の膨大なコレクションを収蔵・展示する世界最大級の美術館です。
カトリック教会の総本山であるサン・ピエトロ大聖堂に隣接する北側に位置しており、
ローマ法王の居住するヴァチカン宮殿の大部分を占め、巨大な面積を誇ります。
20ものミュージアムや図書館から成っており、そのコレクションは、古代美術から始まり、
あらゆる時代の価値の高いものばかりで、ヨーロッパ芸術の至宝が集められています。
館内のすべてを全部を丹念に見て回るには一週間は必要といわれる美術館で、
限られた時間の中で見学するには、あらかじめ鑑賞したいものを決めておくと効率的です。
代表的なミュージアムは下記の通り。
絵画館、ピオ・クレメンティーナ美術館、エジプト博物館、キアラモンティ博物館、システィーナ礼拝堂、
エトルリア美術館、地図のギャラリー、ラファエッロの間、ラファエッロの廊下、ブラッチョ・ヌオーヴォ、
地図のギャラリー、タペストリーのギャラリー、etc.
ヴァチカン美術館のクライマックスが、システィーナ礼拝堂といえましょう。
ヴァチカン宮殿の1階、一番裏手にあり、宗教的にも大変重要な意味を持つ空間で、
法王を選出するための会議「コンクラーヴェ」が行われるのもこの場所です。
このシスティーナ礼拝堂の天井には、絵画史上の大傑作といわれる、『最後の審判』が描かれています。
16世紀にミケランジェロによって描かれたもので、聖書から題材を得た壮大な一大絵巻です。
システィーナ礼拝堂は、ミケランジェロの天井画ばかりが有名ですが、
実際には、ギルランダイオ、ボッティチェッリ、ペルジーノ、ピントゥリッキオ、ロッセッリら、
盛期ルネサンスを代表する複数の芸術家とその弟子たちによって内部装飾が完成されています。
礼拝堂の天井画および壁画は、1980年から約20年に渡って大がかりな修復作業が行われ、
描かれた当時の鮮やかな色彩を甦らせました。
絵画は、その芸術的価値をもって、キリスト教の聖書の世界をこの上なく雄弁に語りかけるものです。
非常に神聖な場所なので、システィーナ礼拝堂を見学の際には、たとえ信徒でなくとも敬意を払い、
ふさわしい服装で入場し(下記参照)、静寂を保つよう心がけるマナーが大切です。
近年、ヴァチカン美術館の1日の入場者は約1万人とされていますが、
見学には、事前予約は必須条件ではありません。ですから、当日に並べば、見学が可能です。
ただ現状として、美術館の入り口には非常に長い列ができてしまうことが多く、
城壁沿いにリソルジメント広場方面へ向かって長蛇の列となり、2時間以上待たされる場合があります。
一方、事前に予約しておきますと、予約者専用の入り口からスムーズな入場が可能となり、
旅行者の方々にとって、大切な時間と体力の大きな節約になります。
見学をご希望の方は、事前に予約し、確実でスマートな入場をお勧めいたします。
また、春~秋には夜間見学が可能となりますが、こちらは見学に予約が必須なので注意してください。
2017年のスケジュールと詳細は下記、開館時間の項に記しました。
イタリア語/英語のいずれかの言語で 【ヴァチカン美術館の公式サイト】より予約が可能となります。
日本語入場予約はこちら ローマ『ヴァチカン美術館とシスティーナ礼拝堂』見学に関して
Viale Vaticano, Roma
地下鉄 A線: Cipro-Musei Maticani 駅もしくはOttaviano 駅にて下車後、徒歩10分
※サン・ピエトロ広場からは、大聖堂を正面に見て右手、城壁沿いに裏側へ進みます。
月曜~土曜 入館 9:00 - 16:00 (閉館 18:00)
※春から秋にかけては、夜間もオープンされます。夜間見学は予約が必須なので要注意です。
<2017年の夜間見学スケジュール>
4/21~10/27の期間 毎週金曜のみ 19:00-23:00(最終入場は21:30まで)
夜も主要なミュージアムが見学できますが、昼間とは若干異なりますので目的の作品がある方は注意してください。
開館箇所: the Pio-Clementine Museum, the Egyptian Museum, the Upper Galleries (Candelabra, Tapestries and Maps),
the Raphael's Rooms, the Borgia Apartment, the Collection of Modern Religious Art, the Sistine Chapel.
毎週日曜(毎月最終の日曜は無料開館)、1/1,1/6,2/11,3/19,5/1...
その他、復活祭(季節は春、毎年ずれます)やクリスマスの連休を含むすべての宗教祭日。
休館日は原則として日曜ですが、その他にも意外と多いので予約時に確認が必要です。
休みなら、事前予約や現地ツアー参加を受け付けていないので、調べればわかります。
また、冬季は昼に閉まることがありますので、時間帯にも注意が必要です。
美術館の入り口で、ボディ・チェックと手荷物検査があります。
ショートパンツ、ミニスカート、ノースリーブなど、肌の露出が多い服装は認められません。
外国語が苦手。確実な予約を手に入れるため、日本語で頼みたい
ローマへの出発日が近いので、一刻も早く予約の回答が欲しい
できれば入場の時間指定をして、限られた時間を有意義に過ごしたい
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