ミラノサローネ Milano Salone ~見学のために実践すべきこと


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ミラノのサローネへ行きたいのですが、実現するためには何をすればいいのでしょうか?

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通称「ミラノサローネ」として知られている国際家具見本市は、毎年4月、イタリアのミラノで開催され、
正式名称を「サローネ・デル・モービレ・ミラノ Salone del Mobile.Milano」 といいます。

1961年から続いている長い歴史を持つ国際家具見本市で、
家具やインダストリアルデザインの分野においては、世界最大規模のイベントです。

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Il salone è mobile color chairs

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この世界から注目を集める見本市には、コロナ前の2019年、世界188カ国から約38万人もの見学者が訪れました。

4年ぶりに4月の通常開催となった2023年には、来場者が30万人超という盛況ぶり。

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2025年ミラノサローネの会期は、4月8日から13日までの開催が予定されています。

Salone del Mobile.Milano 公式サイト(英語)

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この記事は、旅行会社が企画するミラノサローネのツアー参加はNGだけれども、
個人でサローネを見学したいという方の希望を叶えるための旅行情報です。

海外旅行の初心者にもわかりやすいような内容になっており、
デザインに興味を持つような、自分の旅は自分でつくりたい派のクリエイティブな方に向いています。

ミラノの時代の流れと最新情報を踏まえた、実践的に役立つ情報です。

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ミラノサローネの会場

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ミラノサローネの開催地は、「Fiera di Milano フィエラ・デイ・ミラノ」というミラノ郊外の見本市会場です。

「フィエラ Fiera」というのがイタリア語で見本市会場のことで、
ミラノに隣接する「ロー Rho」市にあります。
(正確には「ロー Rho」と「ペーロ Pero」"というふたつの市の境にあります)

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この見本市会場は2005年に完成したもので、それ以前のフィエラと区別するため、
当初は「新・フィエラ」や「フィエラ・ロー・ミラノ」などと呼ばれていました。

現在では「フィエラ Fiera」といえば「ロー Rho」のものを指す、という概念が定着しているようです。

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建物の設計は、ローマ出身の建築家マッシミリアーノ・フクサスによるものです。

フクサスは、現代イタリアを代表する国際的な建築家のひとりで、
彼の作品は日本にもありますので、ご存じの方も多いと思います。

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FieraRhoMilano1.jpg
CC BY-SA 3.0, Collegamento

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Tripadvisor フィエラ・ミラノの情報と口コミはこちら⇒

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ミラノサローネへ行くための3つの手順

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さて、ミラノは、ヨーロッパの国、イタリアにあります。

家具やインテリア業界ではエキスパートでも、海外旅行に慣れていない人には、
ミラノサローネの見学は、ややハードルが高いと不安に感じられるかもしれません。

でも実はそんなに難しいことではなくて、誰でも実現することができます。
あたりまえのことのようですが、次の3つを順にクリアすればOKです。

海外初心者だけど「日本からのパッケージツアーには参加したくないな」という自由派の方、
あるいは「思い立ったら今すぐに実行したい!」という行動派の方に、ご参考いただけると思います。

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【手順 ①】ミラノへの往復航空券を買います

まず、航空券から考えましょう。

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航空券の場合は、とにかく先手必勝。迷っている間に、どんどん状況が変わるので、
みるみるうちに価格が上がってしまうことも。思い立ったが吉日です。

幸いなことに、ミラノ行きの直行便が復活!
2024年12月からANAが東京(羽田)⇔ミラノ(マルペンサ)の直行便を就航しました。

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直行便は週3便なので、その他、欧州や中東、アジアの国々を経由して行くこともできます。

ミラノには、空港がふたつありますので注意してください。
大きな国際空港がマルペンサ(空港コード: MXP)、小さめの空港がリナーテ(空港コード: LIN)です。

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ミラノ行きの格安航空券を比較して探すには、【スカイスキャナー】new【トラベリスト】newなどが便利です。

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現地で他の都市での滞在予定がある場合は、列車やLCCのフライトなどでアクセスしましょう。

現地の列車やフライトを検索する(日本語) ⇒new 乗車券検索

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【手順 ②】ミラノのホテルを予約します

次に宿泊先を探します。ビジネス利用にはホテルがおすすめです。

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まずフィエラ(見本市会場)の位置から確認してみましょう。

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フィエラは、ミラノ北西部のやや郊外ですが、地下鉄(赤ラインM1)を使えば、
市内中心部から簡単にアクセスできます。

例えば、ドゥオモから赤ラインM1で、Rho-Fiera(ロー・フィエラ) 方面行きの地下鉄に乗り、
終点Rho-Fiera 駅で下車します。所要時間約20分。

以前は市外料金の切符が必要でしたが、2019年の運賃制度改定後、
Mi3の運賃ゾーンで示されるミラノの市内エリアの切符で乗車が可能となっています。

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Mi3 ミラノ運賃ゾーン

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  • 1回券 2,20 € - 90分間有効
  • 1日券 7,60 € - 24時間有効 
  • 3日券 15,50 € - 連続した3日間有効

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初めて乗車する際(使い始め)には、切符を有効化するために、刻印を忘れずに!

購入に関しては、市内各地の地下鉄駅やキオスクなどの他、スマホのアプリからも可能になっています。

【ATM App for smartphones (英語版)】⇒

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さて、フィエラ(見本市会場)の位置が確認できましたが、
サローネだけが目的ではないのなら、ホテルの立地としては、郊外のローよりも、
観光やショッピング等、ミラノ旅行を満喫できる市内中心部への滞在をおすすめします。

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ホテル選びに迷ったら、下記の関連記事をご参考いただけると思います。

【ミラノ おすすめ7つのホテル ~ 心地よい滞在のホテル選び 】⇒

やはり土地勘がないと、ホテルはどのあたりがいいかわからないもの。
「迷ったらここ!」という、ミラノの定番ホテルを紹介しています。

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例年、サローネの期間、ミラノのホテル料金は驚くほどに高騰します。

多忙な中、決断のギリギリまで迷っていると空きがなくなってしまうので、
日程が決まったら、とりあえずでも予約しておいたほうがいいと思います。
(※ホテルのキャンセル条件には、注意してください)

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余計な時間と手間をかけたくない人には、航空券+ホテル【[手順①&手順②]をまとめて探すやり方】newがおすすめ!

つまり、航空券&ホテルをセットで探す、ということです。

航空券プランに優れたオンライン旅行サイトからの予約をおすすめします。

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【手順 ③】 入場チケットを手に入れます

最後に、サローネの入場チケットを購入します

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これは日本語のサローネ公式サイトで詳しく紹介されていますので、ご参照いただけると思います。

【ミラノサローネ国際家具見本市 入場券情報】⇒new

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さらに最新情報を得たい場合は、現地ミラノの公式サイトで直接お調べいただくことをおすすめします。

【Salone del Mobile.Milano (英語版)】⇒new

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2025年の入場チケットは、以下のカテゴリーで販売されます。
カテゴリーによって入場できる日にちも異なりますので、確認してから具体的な計画を立てましょう。

  • Trade Visitors (業界関係者)
  • General Public (一般)
  • Travel Agencies and Groups (旅行会社・団体)
  • Students (学生)

例年、オンライン購入は開催の直前まで始まらないので、その場合は前年の情報になります。
(※確認が必要な方は、主催者側へ質問できるメールアドレスが上記の英語サイトに記載されています)

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以上をクリアすれば、大丈夫です。

いずれも、ごくごく簡単なことばかりなので、
サローネに行こうか行くまいかで悩むことは、もう何もないと思います。

サローネの開催地は、ミラノだけど、イタリアなんだけど、
今の時代、行きたい人なら、誰でも行けるところです。

旅の初心者だからと、ためらう必要はありません。難しく考えないことです。
「なんだ、こんなに簡単なことだったんだ!」と思えるなら、実現できるでしょう。

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なお、海外旅行になるので、パスポートを持つのは、大前提です!
クレジットカードも一枚あると安心でしょう。

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出発までに必要な日数があれば、航空券やホテルの予約後にもパスポートは申請できます。
予約はすべて、パスポート記載のローマ字の氏名になるので、綴りには細心の注意を。

では、よい旅を。Buon Viaggio!

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◎移動に役立つ関連情報

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【イタリアの特急列車「フレッチャロッサ」と「イタロ」の違いとは】⇒

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ミラノ発イタリア各地への鉄道切符を探す【Omio】⇒new
イタリア鉄道の路線図

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ミラノサローネ へ行く方法 に関して
⇒Contatto お問い合わせ

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